先日、地元の国道1号線を車で走っていたら、まるで江戸時代のような出立ちの若い男性が歩いていました。
こんな感じ。
記憶を元にイラストにしてみました。
といっても通り過ぎる時の一瞬の記憶なので、見えなかったところはネット画像を参考にしています。
国道1号線ですから、東海道を歩いていたのだと思います。
注目されることに恥ずかしさを感じてしまう私にはとても真似はできませんが、なりきって歩くことで味わえる楽しさを想像してみました。
実は、私も東海道をかなり前(6、7年越し?)から歩いておりまして。
今はやっと愛知県の鳴海まで辿り着きました。
東京日本橋から神奈川の小田原までは一人で、小田原からは夫と歩いております。
小田原までの独り歩きは、週末に電車で出かけ、スタート地点の最寄り駅から歩けるところまで歩き、着地点の最寄りの駅から電車に乗って帰宅する。東海道線に沿っているので、小田原までは順調に進めました。
しかし、二人で歩くようになるとそうはいきません。夫は土日も何かと予定が入っているので歩ける日が少なくなりました。
私は歩きたい気持ちをおさめるために、合間に大山街道も歩き始めます。
神奈川県の大山までのルートはいくつもありますが、私は東京の赤坂から神奈川の伊勢原までのルートにしました。
東海道と同様に電車を使っての細切れ歩き。
青山通りや神奈川の大和、伊勢原は自分に縁のある地域だったことや、道も変化に富んでいて歩くことを満喫できました。途中、ふらっと立ち寄ったお蕎麦屋さんや喫茶店も妙に印象に残っています。
最後は大山には登らず、伊勢原に到達して終点としました。
さて、旧東海道に話を戻します。
小田原からは車でスタート地点の最寄り駅まで行き、近くの駐車場に停めて目的地まで歩き、帰りは電車で車を置いている駅まで戻るという方法で続けています。
二人だとその方が安上がりで気楽です。
静岡の浜松あたりから一泊するようになりました。
私たちの旧東海道歩きは、初めのうちこそ歩くことが目的だったのですが、家から離れるに従い回数は減り、1日目に10km前後歩いて次の日は他のことをする、例えば美術館に行ったりとか、そんな感じなのでなかなか先に進みません。
回数も年に3〜4回行ければいい方なので、踏破はいつになるのかなという感じです。
この街道歩き、前回の記事でもある「小さく始める」の一つなんです。
日本全国を歩いて旅してみたいという気持ちをずっと持っているんですけど、現状では難しい。そこで思いついたのがこの街道歩きでした。
街道歩きも、中山道や日光街道、甲州街道、奥州街道になると簡単ではありません。
先日長野方面に行った折、車で木曽福島など中山道の宿場町の近くも通りました。
詳しく調べた訳ではありませんが、この街道を歩くには、一度歩き始めたら泊まりながら歩き続ける覚悟が必要だろうと思います。家に戻るのは一苦労ですから。
今は住んでいるところを起点に、行ける範囲でいろんな道を歩いてみたいと思います。
そしてまずは旧東海道を踏破ですね。
行けないところは他の方のブログ記事を拝見し、思いを馳せては楽しんでいます^ - ^