ゆっくり、ゆっくり。

イラストと日々の思い。

好きな言葉


以前、Facebookのページで名言を紹介していた時期がありました。

今もそのページは残していますが、更新はしていません。

その当時は名言探しを趣味のようにしていました。

出会った数々の言葉のうち、座右の銘は?と聞かれたら、

この言葉をあげます。



気持ちよい生活を作ろうと思ったら、

済んだことをくよくよせぬこと、

滅多なことに腹を立てぬこと、

いつも現在を楽しむこと、

とりわけ、人を憎まぬこと、

未来を神にまかせること。

ー ゲーテ


ドイツの文豪、ゲーテの言葉です。

言うは易し、行うは難し。

でもこの言葉のようにできたら

気持ちの良い生活になるのは間違いないなと思います。


私自身、どちらかというとくよくよする方だと思います。

ただ、過ぎたことを考えてしまうことについては

「今、ここ」で対処できると思っています。

意識を今に戻す。

具体的に今やっていることに意識を戻すといいと言われていますね。

料理を作っているなら、大根を切っている自分に意識を戻す。

すると、雑念がすっと消えてなくなります。

不思議だけど、これはすごいと思います。

過去のことをくよくよ思い悩んでも、何かが変わるわけではないですもんね。

とは言え、過去の苦い思いは勝手に出てきます。

そんな時も考えている自分に気付けたら、ループを断ち切ることができます。

どうしようもないことは考えない。

それより、今の自分を生きること。

これがゲーテの言う、現在を楽しむと言うことなのかもしれません。


憎むまで行かなくても、腹を立てるというのは誰でもあると思います。

ただ、ゲーテは腹を立てるなと言っているわけではなく「滅多に」をつけています。

簡単に腹を立てるなということ。

それならいけそう(笑)

腹を立てるって、気分悪いし相手に囚われている状態。

できれば早めに自分を解放してあげたい。


人を憎む。

これは辛く悲しいことだと思います。

きっと憎まれるより憎む方が辛いはず。

憎むような相手がいない心は軽くて自由です。

許すのは、きっと自分のために必要なんだと思います。



最後の「未来を神にまかせること」

これ、結構好きです。

なるようになると言うことでしょう。

まだ起きていないことをあれこれ心配するよりも

今に意識を向けて大切にしたい。

そう思えるようになったのは、いつからかな。

何か起きたらその時はその時。

その時にできる限りのことをする。

それでいいのだと思っています。




自分なりの解釈と思っていることです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。