ゆっくり、ゆっくり。

イラストと日々の思い。

入笠山

前回、月に一度の山登りを始めることを書きましたが、記事を書く前に入笠山に行っております。


入笠山は、標高1,955m。

長野県の富士見パノラマリゾート山嶺駅からゴンドラに乗って、標高1,780mの山頂駅まで行けちゃいます。

駅に降り立ち湿原や花畑を通り山頂へ。

入笠山山頂からの眺望

山ですから登りは息が切れる箇所もありますが、登りきると忘れてしまうくらい。

山頂では愛犬(小型犬)と一緒に記念撮影をしていた方もいましたね。

私たちも写真を撮ったり景色を眺めていると、遠くからゴロゴロと雷鳴が聞こえ始めたので、ゆっくりはしていられませんでした。

 

湿原や花畑は、鹿による食害を防ぐため柵で仕切られていました。

管理している人に聞いた話では、鹿の大群が移動してきたことがあるそうです。

千頭はいたんじゃないかなと。

そんな数の鹿が相手では、植物はひとたまりもないでしょう。

ただ鹿にとっては生きるための行動ですしね。

 

花畑は、そういう時期なのか、終わりかけている花が多かったように思います。

桔梗や赤茶けたワレモコウが秋の風情を醸し出していました。

一際目を引いたのはトリガブトで、独特な形の鮮やかな紫の花ををあちこちで見かけました。

道端にも普通に生えています。

ヤマトリカブト、かな?

この入笠山では、頂上駅からマウンテンバイクで山を降る人たちが何人もいました。

細い道を勢いよく走行する姿には圧倒されます。

私たちが山から降りてきて、もうすぐ山頂駅というところで激しい雨に降られたのですが、小学生くらいの男の子が二人、お父さんと一緒に雨宿りしていました。

道もぬかるんでいるでしょうし、どうするのかなと思っていたら、

なんと小雨になったタイミングで三人でマウンテンバイクに乗って飛ぶように降りて行きました。


きっとお父さんと訓練を重ねて来たんでしょうけれど、勇気あるなぁ。

お父さんも子どもたちへの信頼があるんだろうと思いました。

この入笠山へは日帰りでしたが、三連休の初日ということだけあって、行きは圏央道も中央道も渋滞だらけ。

予想はしていましたけど、これほどとは。

工事もしてましたしね。

事故も一件ありました。

なかなか進まない車の中で、行き先を変更する?という案も出ましたが、登る山を急に変えることには気持ちがついていかず。

「まあ、ゴンドラで行けるんだし大丈夫でしょう」と夫。

朝6時過ぎに神奈川の自宅を出て、富士見パノラマリゾートに着いたのはお昼すぎでした。



帰りもところどころ渋滞していましたが、行きに比べると順調のうち。

家に帰り着くと、どっと疲れが出ました。


自分たちの年齢を考えるとなかなかの強行軍だったのでは?

と後になって思いましたが、

そう思うまで年齢は忘れていたということですから、なかなか良い傾向です(笑)